【良曲布教】「FF11」より『Awakening』

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スクエニが運営を続けるMMORPG「FF11」。
2002年5月のサービス開始から今年で20周年を迎えます。
運営の皆さんおめでとうございます!

残念ながら、スマホ版FF11は頓挫したことが正式に発表されましたね。
快適に進化したFF11をまた1から始めようかしらと密かに企んでいたので私も残念です。
でも、残念なリブートを開発されても嫌なのでこれで良かったのかもしれません。
まだまだFF11のリブートのチャンスはあるはずですからね!それくらい名作なのですから!

FF11は、ゲーム自体も好きでしたが、あの世界を盛り上げる作中の音楽も良曲揃いで大好きでした。
旧FF14の植松さんや新生FF14祖堅さんのようにひとりの作曲家で統一されているわけではなく、複数のクリエイターの方がつくられています。

 

その中でも個人的に印象深い音楽を今回は勝手に布教させて頂きます!
それが「FF11」最初期の初代ラスボスとされる「闇の王(Shadow Load)」のBGM『Awakening』です!

 

Awakening

作曲者は谷岡久美氏。
三国ミッションの最後で戦うことになる獣人の王様「闇の王」と戦う時に流れるBGMです。
曲の入り方があまりにも格好良すぎます。強敵の威厳や威圧感が伝わってくるMMOのラスボスに相応しい名曲です。

 

この音楽を聞くたび思い出す若き日の楽しい思い出。
確か、ミッションランク「5」の最後で闇の王と戦うんですけど、勝てたらランク「6」になれるんです。

この闇王、今では見る陰もなく落ちぶれてしまいましたけれど、当初はべらぼうに強かった。
FF14ライクなタイムラインとパターンに則った行動を取るのですが、レベルキャップの影響もあって薬漬けにならなければとてもじゃないですが話にならないレベルで天と地ほどの力の差がありました。
なので最初期の頃のランク6は本当に英雄の証でしたね。冒険者の憧れの的でした。

自慢ではありませんが、私は確かレベルキャップ55のときに勝利したんですよ!その実態は完全に寄生でしたけどね。
初期のサーバーはイフリートでした。あの頃の皆は元気でやっているだろうか。あのときは2hアビも撃てずにドリンクケチってプリケツ晒してすみません。

 

FF11プレイヤーなら大抵の人が納得する名曲だと思います!この作品に限っては名曲がありすぎるのが難点です。
『Awakening』単体でも素晴らしいのですが、是非セットで聞いてほしい関連する2曲も続けて布教させて頂きます!

 

Shadow Lord

作曲者は谷岡久美氏、編曲は岩崎英則氏。
闇王と戦う直前のイベント中に再生される曲です。
イベントでは、この『Shadow Lord』が終わると同時に闇王戦BGM『Awakening』が再生される流れになっています。

こちらの曲単体ではややインパクトが弱いかもしれません。
ですが、セットで聞くことでどちらの魅力も同時に引き立ててくれます。

最初にこの曲を聞いたときには闇王と初見で戦うということもあって本気で手が震えてました。
どんな展開になるんだろう。闇王はどんな攻撃をしてくるんだろう。そんな不安と期待をうまくえぐり出してくれる、メインの曲を盛大に盛り上げてくれる、無くてはならない名曲です。

 

Castle Zvahl

作曲者は水田直志氏。
闇王の拠点であるズヴァール城内郭と王の間で流れる曲です。
この曲をはじめて聞いた時も本当に怖かった。当時は正真正銘ラスボスだったので状況も相まって非常に昂ります。

 

闇王と戦うためには、彼の根城としているズヴァール城というダンジョンを突破しなければならないのですが、このダンジョンが三国を悩ます高レベルな獣人や、これまで見たこともなかった見た目凶悪なモブがうじゃうじゃ闊歩する地獄のような場所なのです。

レベルキャップが低い頃は意図せず敵に絡まれた場合、タイミングによってはそれだけで全滅を覚悟する必要がありました。
それほど最大限に注意して、出来るだけ敵と戦わずに戦力を温存しながら、迷路のような内部を攻略して闇王目指して進みます。
全滅した場合はまたお城をいちから攻略し直しです。

メンバー皆で協力して、相談して、何度も冷や汗をかきながら少しずつ時間をかけて慎重に慎重に進めるのです。
あれこそ思い描いたMMOの理想形でした。後々何度もお手伝いで潜ることになるのですが、毎回何かしらのドラマがあって楽しめたのも良い思い出です。
個人的にはワープするあの場所が怖すぎた。一人取り残されたときのあの絶望感と恐怖感はトラウマものです。

 

ズヴァール城は外郭と内郭で大きく二つに別れた構造になっていてどちらも大変なのですが、外郭はBGMがありません。(ここは記憶が曖昧です。ザルカバードの曲だったかもしれない)
静かな外郭から内郭へ突入した時にいきなりこのBGMが流れてきます。とんでもない場所に来てしまったと思わず逃げ出したくなる。そんな恐怖感を煽ってくる闇王のダンジョンに相応しい名曲です。

 

まとめ

BGM紹介といいつつ、FF11の思い出話ばかりになってしまいました。
レベルキャップが開放され、アイテムレベルまでも実装されたFF11の世界ではもう昔の威厳はなくなってしまいましたが、この曲は強大な敵BGMに相応しい絶望感があり、私の中では今でもFF11のラスボスBGMです。

闇王のBGMでFF11に興味を持った方は是非とも他のBGMも視聴してみてください!
とにかくどれも素晴らしい音楽ばかりなので大勢の若い人たちにも知って聞いてほしい。
いつかFF11リブートで、まだFF11を知らない人たちがFF11の名曲に出会える日が来るといいなぁ!

 

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