【FF11】久しぶりにヴァナ・ディールに行ってきた

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先日、平日休みを利用してFF11をプレイしてきました。
私がプレイした期間はPS2のサービス開始(2002年5月16日)から最初の拡張パックである「ジラートの幻影」(2003年4月17日)配信のちょっと後までなので、約20年前のことです。
知識もその時点のもので、ほぼ忘れています。その後の展開をネットで得た知識も混ざってるので自分の記憶にもはや自信がもてません。話半分で聞いてください。

 

2、3年前にスマホでのリメイク展開が頓挫したと聞いた時からまた触ってみたいと思っていたのですが、いざやろうとするとプレイオンラインやFF11のID、パスワードなんか覚えてるわけもなく、ログインするのに思っていた以上に時間がかかってしまいました。
今回無事にログインできたので久しぶりのヴァナ・ディールはどんな景色になっているのか、当時を思い出しながらお気に入りの景色やキャラクター、BGMだけ堪能してきました。
せっかくなのでジュノまでの忍びプレイ動画も併せて記録として動画で残します。

私のように昔プレイしていた方は、当時を思い出しながらツアー感覚で見てもらえれば嬉しいです。
FF11を知らない方にも、少しでもFF11の雰囲気が伝わればと思って歩き回っているので良かったら是非見てみてください!

もう20年前の出来事なんですよね。
MOの「PSO(ファンタシースターオンライン)」でネットゲームの面白さと共闘の快感を覚え、現役のMMO「FF11」を満喫していたあの頃。

あの頃は今のように生き急いでいるプレイヤーが少なくて、皆仮想現実で思う存分第二の人生を楽しんでいた気がします。
そうでなくとも、ゲーム全体がそんな空気に包まれていました。まだまだネトゲ黎明期~全盛期の黄金時代でしたからね。
「RP(ロールプレイ)」や「なりきり」が盛んに行われていましたし、「ブロントさん」のようにネ実(2chのネトゲ実況板)のアイドルも誕生します。
電撃PSで企画された「電撃の旅団」には憧れたものです。

 

今でこそ娯楽が溢れ、目も肥え、ネトゲに慣れすぎたユーザーに「Time to Win(T2W)」なゲームが流行らないのは確実ですが、第二の人生としてゲームの世界に生きている実感を与えるにはうってつけの手法でした。
「T2W」は「時間をかければ誰でも強くなれる」という意味合いで使われます。ゲームがうまくても、お金を持っていても、時間をかけた人には敵わない廃人絶対主義です。
今は敵対視される「Pay to Win(P2W)」も少しあとに流行りました。「お金をかければ誰でも強くなれる」こちらは今もソシャゲで現役です。

「UO(ウルティマオンライン)」、「EQ(エバークエスト)」、「RO(ラグナロクオンライン)」、少し遅れて「WoW(ワールド・オブ・ウォークラフト)」等など、後のMMOに影響を与えたタイトルもこの時点で出揃っています。
私はPCは持っていなかったので家庭用オンリーだったためPCのオンラインゲームにあこがれていました。
あの時代にパソコンでMMOを遊べていた人が羨ましいです。

話を戻しますが、FF11の特に好きだったのが各エリアで流れるBGMです。
あの世界の音楽全てが世界観にマッチしていて大好きでした。

音楽以外にもヴァナ・ディールの世界に住んでいるNPCの生活感に説得力があって好きでした。
FF11では一部を除いてゲーム時間によってNPCが寝たり移動したりします。
お店もゲーム時間に沿って開店、閉店しますし、昔は毎日限られた数しか売られなかったので開店時には転売屋含めて大勢のプレイヤーがお店前に集まっていました。

 

今ではほとんど改善されていますが、昔のFF11に存在したプレイヤーの不利益よりも世界観を重視した数々の仕様を私が知っている範囲で少しご紹介します。
賛否あると思いますが、当時私はこれらの要素が大好きでした。

・お店がゲーム内時間の限られた時間しか利用できない。売り物の数も限られていた。
・ファストトラベル技のテレポがジョブ限定魔法。極限られた一部にしか飛べない。
・船や飛空艇は定期便で移動中は船内で待機。時間までに乗り込まないと置いていかれる。
・一部クエストの進行にはゲーム時間の日数経過が必要。
・特定の種族でなければクリア出来ないクエストや、開閉しない扉があった。
・アクティブモンスターに絡まれた場合エリア移動するまで追ってくる。逃げられてもエリア境界付近のプレイヤーが襲われる。
・低確率でポップするレアモンスターが沢山いた。レアモンスターから更に低確率でポップするレアアイテムもあった。

そしてFF11といえば、パーティーを組んで狩場に行くまでに数時間経過する地獄の待ち時間も有名でしたねw
今にして思えば、貴重な時間を大量に浪費する昔のFF11をよくもまぁ遊べたものだなぁと我ながら少し引いてしまいます。
名作エバクエを元にした、今の時代には全く合わないゲーム性です。

でも、現実とほぼ同じように時間経過を体験するからこそ、この世界に説得力が産まれて強烈に惹きつけられたのだと思います。
今同じ仕様でやれと言われると絶対無理ですけれど、ジジイになるまで生きる事が出来て、あとは余生を過ごすだけなんて幸せな奇跡がおきたらまたやりたい。

 

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