この間、映画『スーパーマン』を観てきました。
平日だったのですが、夏休みな事もあり鬼滅の刃目当ての家族連れが多くて映画館がとっても賑わっていました。
毎日あれだけの人がいれば映画館離れなんて言われなくなるんですけれどね。
もしかしたらスーパーマンも賑わってるのかなと少し不安でドキドキしながらシアターに入ったのですが、私含めて5グループくらいしかいませんでした。
唯一複数人で来られていたのがお爺ちゃんお婆ちゃんのグループ。私の観るジャンルでは滅多に見られない微笑ましい光景です。
映画が始まる前と終わった時に楽しそうに談笑されていて癒されました。
今回はあまりにも楽しかった映画『スーパーマン』に関しての感想及び布教記事です。ネタバレもあるので気にされる方は注意してください。
もし観たくなったらまだ上映しているので是非とも劇場で観られてみてください!
『スーパーマン』はDCコミックの代表的なヒーローです。
恐らくはライバルのマーベルコミックで有名な「スパイダーマン」と同じくらい、或いはそれ以上に知名度のあるヒーローですよね。
幼い頃に地球にやってきた異星人で「スーパーマン」として活躍しながら、普段は地球人「クラーク・ケント」として新聞社で働いています。
空を飛べて銃弾や核爆発にも絶えられる身体、大抵のものは軽々持てる怪力、透視能力や目から光線、口から冷凍ビームを発する化け物です。
地球の太陽が力の源で、どんな怪我であっても太陽エネルギーを浴びれば直ぐに復活する無敵っぷり。
こんな強靭無敵最強の無双ヒーローですが、「クリプトナイト」という放射性物質に弱く、この鉱石でピンチになるのがお決まりのパターンとして定着してます。
でも、鉱石使われなくても普通にピンチになるので元々完全無欠というわけではありません。
特に今回のこの映画のスーパーマンは歴代最弱と言っていいほど弱いです。
これまで複数の作品でスーパーマンは登場していますが、今作は新しくリブートされた「スーパーマン」。
DCUと呼ばれる作品群の映画第1作目であり、ここから一部を除いて、MCUのように統合された分かりやすい世界観を目指して映画製作されるようですね。
バットマンだけでも乱立していましたし、今後は本数を絞り、よりハイクオリティなDC映画がみられるようになるかもしれません。
今作の感想ですが………面白かったーーーーー!!!!!!
ずっとワクワクしたし!私立派なおじさんでありながら童心に還り楽しんでしまいました!
とにかく私の荒んだ精神がじわじわと癒やされて心穏やかになれる、そんな映画でした。
前評判もよかったので少し期待しながらも結局「どうせふわっとした最近定番のドキドキのない予定調和すぎる無難なヒーロー映画なんだろうな~」なんて内心舐めていた事をお詫びしたい!
次から次に飛び込んでくるワクワクの展開、一昔前のヒーロー映画の感動を思い出させてくれて興奮が未だに冷めやらぬです。
ヒーロー映画、特にDC系の映画ではメインヒーロー以外も出てくる事が多く、もっとメインヒーローを見せろ!と思うことが多々ありつつも、今回は皆キャラが立っていて気になりませんでした。
それどころかもっとこのキャラの活躍が見たい!このユニバースの物語がもっと見たい!と思える新たなシリーズDCU第1作目としてはこれ以上無いほどに完璧な作品だったと思います。
全く気になるところがないとは言いませんが、それら些細な問題が霞むくらいに、いいところだけを語りたくなる素晴らしい映画でした。
見どころが多いこの映画で特に好きだったのが「ミスター・テリフィック」の活躍シーン。
これは映画見た人ならほぼみんな同じような事を想ってしまうはずw
それくらいもう本当に滅茶苦茶に格好良くて痺れました。私が女の子であれば即惚れていたことでしょう。
吹替版の声優が諏訪部さんなのも高ポイントw
スーパーマンの恋人であるロイスに協力して一人だけ付いてきてくれた時点で「お、こいついい人じゃん!」となりますし、その後に乗り込んだ基地でロイスを守りながら敵部隊を一人で殲滅するあのシーン…あそこは本当にやばかったですよね。
Tスフィアと呼ばれるドローンを複数使い、奇天烈な動きで敵兵士を翻弄しながらクールに戦う彼は間違いなくこの映画でファンが増えた。私もその一人。映画見たことない人にもあのシーンだけは見てもらいたい。
今作で大活躍しましたし、DCUの今後の展開によっては単独映画デビューするかもしれません。
そうでなくとも同じユニバースならきっとまた登場してくれるでしょう。今後の活躍も楽しみですね。
あとはやっぱり、最期にお世話ロボットがスーパーマンに冒頭と同じセリフ「ご両親の映像を見て癒されますか?」と聞くシーンが本当に良かった。
冒頭では生みの親であるクリプトン星の両親の映像とメッセージが流れるのですが、映画の終わりでは育ての親の両親の映像が流れるんですよね。
軽快な音楽に合わせて可愛らしい幼クラークと一緒に遊んでくれる地球人の両親の笑顔が素敵すぎてね…。
映像からクラークが大事に大切に育てられてきた事が伝わってきて、自然と涙が溢れました。いや、めっちゃ泣いた。
この両親のおかげで優しい心をもったスーパーマンが誕生したんだなぁと。
スーパーマンが幸せそうに満面の笑みで映像見てて泣けるし、映像の中のクラークも楽しそうに両親と遊んでて「これでええんや(泣)」と、クラークだけでなく視聴者まで癒してくれました。
思い出すだけでまだ泣ける。
その映像の時に流れる音楽もいいんですよね。
私あまりにも無知すぎて、曲も知らなければ最初はスーパーマンという映画にやや場違いとも思ってしまっていました。もう全然そんな事は全くありませんでした。
「Punkrocker」という名曲にも出会えたことに感謝します。
サンダーボルツやファンタスティック・フォーも見に行ったのですが、この中であれば個人的にはスーパーマンが頭一つ抜けていました。
(※ちなみに、これらのヒーロー映画は観なければいけない履修作品などはありません。いずれも初見で愉しめます。)
最近のヒーロー映画は盛り上がりどころが少ないイメージですが、スーパーマンは定期的に盛り上がるシーンが用意されていて飽きません。上映中ずっとワクワク出来ました。
スーサイド・スクワッド2やガーディアン・オブ・ギャラクシーのジェームズ・ガン監督らしいのですが、確かに、通じるところはあったかもしれない。この人群像劇描くのうますぎます。今回ブラックジョーク少なめだったのも良かったw
スーパーマンの次はスーパーガールらしいですね。
「ザ・フラッシュ」の最高にクールビューティーな黒髪ショートパッツンスーツのスーパーガールが滅茶苦茶ドストライクだったので、王道スタイルに戻り少し残念ではあったのですけれど、サプライズでお披露目された新しいスーパーガールの雰囲気も凄く良さげでした。
でも今回のあのスーパーガールあまりにもギャル過ぎません!?原作通りなのかもしれないけれど。
ワンダーウーマンもそのうちDCU版がつくられるそうですが、美しすぎるガルガドット様に匹敵する新進気鋭の女優さんに期待しております。
劇場に観に来て本当に良かった。大当たりでした。
ピースメイカー嫌いなので観てなかったのですが、今回の新生スーパーマンと繋がってると聞いて少し見る気が湧いてきました。
でもあいつめっちゃ嫌いなんですよね。アマンダと同じくらい嫌い。リック◯した罪はあまりに重いですよ。異世界スースクでもこいつじゃなくてブラッドスポートのほうがよかった。
デッドショットのスピンオフだったらこんな苦悩せずに観れたのに。
今回は一人でも多くの方に「スーパーマン」の楽しさを知ってほしくてこの記事を書きました。
気になっている方はまだ劇場でやっているのでどうか劇場で観てほしいです!
余談ですが、みなさんは映画どこでみていますか?
私は最近人が多すぎる都内の映画館を避けて、有給使って地方にまで遠征してみています。
行くのがイオンシネマなのもあって帰りにフードコートで普段食べられない外食ご飯食べられるのもお気に入り。
毎月とか毎週映画見るような人はこんな事やってられないとは思いますがw
ちなみに席は必ず左下隅です。隅っこだと見えにくいと思うかもしれませんが、狭いシアタールームであっても全然そんな事ありません。
都内だと上映中に普通に喋ったりスマホ見る頭のおかしい人たちが高確率で出現しますし、ここだと今のところまだいないのでめちゃ快適!マナー悪い人に悩んでいる方は地方遠征おすすめです!
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